セブ島南部にあるオスロブは、世界で初めて「ジンベエザメ」の海上餌付けに成功した場所として知られています。ほぼ毎日ジンベエザメを見ることができるこのオスロブでは、巨大なジンベエザメ達と一緒に泳いだりスキューバダイビングを楽しむこともできます。今回は、フィリピン現地人スタッフのラブリーにその魅力を紹介してもらいました!
優しい巨人とのダイビング
フィリピンが有名な理由は、自然の魅力だけではなく、森や海に生息する驚くべき生物にもあります。
オスロブはセブ州に属し、セブ市からバスで2、3時間のところにあります。オスロブの中心街から10㎞離れたところに、海の優しい巨人に会える場所が、小さく静かなタナワンという地区にあります。
この生物は地元で“butanding”とよばれ、一般的に英語ではwhale sharks(ジンベイザメ)として知られています。ジンベイザメは海洋中で最も大きい魚だと考えられています。ジンベイザメの成体は、最長で13mから14mあり、平均体重は1500㎏あります。恐ろしく、震え上がるような見た目ですが、彼らは人懐っこい生物なのです。そのため、優しい巨人と呼ばれています。実際、彼らの口の大きさは1.5mもありますが、食事をするときは、少ししか口を開きませんので、彼らと泳ぐのに、心配することはありませんよ!この優しい巨人はプランクトンとオキアミしか食べません。
オスロブには、ジンベイザメウォッチングツアーを提供しているビーチリゾートが多くあります。通常、午前6時から正午に行われる、漁師の巨大な生物への餌づけを見学することができます。ジンベイザメとのダイビングに行く前に、まずは、ルールと規則を説明されるクイックセミナーを受けることになるでしょう。そのあと、バンカと呼ばれる小さなボートに乗り、岸からは、ジンベイザメが自由に泳げる深さのところまで離れていきます。ちなみに、スノーケリングセットと防水カメラを借りることができますよ。ジンベイザメと一緒に泳ぐには、お泊りの宿泊施設に問い合わせて、交渉することができます。ジンベイザメの餌づけを見るだけでなく、スノーケリングやダイビングで一緒に泳げば、より楽しめるでしょう。但し、ジンベイザメに触ったり、乗ったりすることは禁止されていますので、ご注意ください。水中ガードマンがこの人懐っこい生物とあなたが決して傷つけ合わないように見守ってくれています。この巨大で、人懐っこい生物と泳ぐ時間は、間違いなく楽しく、貴重な体験となるでしょう。
セブシティからは、Elizabeth Mall (E-Mall) から数分のサウスバスターミナルに行かなければなりません。バスに乗る前に、バスミラーの正面に置かれているサインが間違いなくオスロブ行きかどうか確認してください。すでにバスに乗ってしまっている場合は、アシスタントドライバーがあなたの行き先がタナワンあるいはオスロブか確認してくれるでしょう。そして、Php150(エアコン付バス)を支払い、バスチケットを買うことができます。アシスタントドライバーに、目的地に近づいたら教えてくれるように、お願いすることもできます。バスは午前1時から午後9時まで運行しています。
フィリピンには素敵な場所が沢山ありますね!セブは、あなたが、まだまだ体験していない美しい場所の一つにすぎません。うかうかしている暇はありません、オスロブに行っちゃいましょう!優しい巨人と一緒に泳いで、生涯忘れられない経験をしましょう!
…いかがでしたか?オスロブはジンベエザメと触れ合うことのできる世界的にも珍しい場所です。セブ島へ訪れた際は是非、みなさんもジンベエザメに会いに行ってみて下さい!
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