留学先の情報について
フィリピン留学
・留学した地域………セブ島
・留学先の学校………Philinter(Generalコース)
・1日の授業数………1日7コマ×45分(1日のマンツーマン授業4コマ)
・留学期間……………2013年6月〜2013年6月(4週間)
・留学費用の総額……およそ20万円
オーストラリア留学
・留学した地域………シドニー
・留学先の学校………ILSC/Greenwich
・1日の授業数………1日270分/1日300分(1日のマンツーマン授業0コマ)
・留学期間……………2016年7月〜2016年7月(2週間)
・留学費用の総額……およそ15万円
授業・カリキュラムについて
![Greenwich授業の様子。アジア・南米・ヨーロッパ各国の生徒と学びます。](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
Greenwich授業の様子。アジア・南米・ヨーロッパ各国の生徒と学びます。
セブ島留学の良さは、やはりマンツーマンレッスンの充実度です。特に初心者の方は、他の生徒さんを気にせず自分のペースで勉強することができるのでお勧めです。会話中心のカリキュラムが多いのも特徴で、1日の授業数も欧米に比べると多い(1日7〜10時間)傾向にあります。
シドニーの学校は、全てがグループレッスンとなります。また、大学進学やワーキングホリデー、各種資格対策など、次のステップへ向けて学習を深められるカリキュラムが充実しているのも特徴です。レベル毎にクラス分けをされますが、授業中は積極性も求められるので(特に南米系の生徒さんは勢いもすごい傾向にあります)、セブで習ったことの力試しの場として、進んで取り組むのがベストだと思います。
国籍比率に関して、アジア系の生徒さんが9割以上となるセブ留学と比較し、シドニーは南米やヨーロッパなど各国から生徒さんが集まってくるので、世界各国に友達ができるのも醍醐味だと感じました。
講師について
![シドニーでお世話になった先生のMarina、イタリア南部の出身です。](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
シドニーでお世話になった先生のMarina、イタリア南部の出身です。
フィリピン人の先生たちはとにかく明るい方が多く、フレンドリーで親しみやすく、ホスピタリティの高い印象が強いです。フィリピン人の発音の訛りは人によりますが、先生達は綺麗なアメリカ英語を話す方々がほとんどで、授業自体は全く問題ありませんでした。ただ、全体的に若い先生が多く、ビジネス英語となると教えられる先生も限られてくるのが事実です。
シドニーの先生も、実は全員がネイティブという訳ではなく、元々はヨーロッパ各国やフィリピン出身という先生も多いです。年齢層は比較的高く、英語やその他の知識全般に関しても深い方が多い印象がありました。発音に関してはブリティッシュもしくはアメリカ英語を話す先生が意外と多く、日本人にとっては馴染みの深い英語だと思いました。
食生活について
![オーストラリアの典型的な家庭料理です。](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
オーストラリアの典型的な家庭料理です。
セブ留学は基本的に毎日三食学校で提供されるので楽です。ただ、味に関しては日本人に合わないものも正直多いです。ローカル店で食べると、脂っこいものが多く、生野菜を見かける機会も少ないです(学校では毎日出ますが)。ただ値段はかなり安く、白米やビールに合うものが多いのでそこまでネガティブなイメージがないのも事実で、コスパで考えると決して悪くはないのだと思います。
シドニーは、料理好きのホストマザー宅に住んでいたこともあり、料理は結構美味しかったです(ちなみに米は一度も出ませんでした)。街に出れば日本食を始め何でもありますし、オシャレなお店も多いです。ただ、物価は日本と比べても高くなる他、昼食は自分で用意する必要があったり、夕飯の有無を毎度ホストマザーに伝える手間がある点等はマイナス面になるのかもしれません。
住環境について
![シドニーで2週間お世話になったストーンズ家のリビング。](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
シドニーで2週間お世話になったストーンズ家のリビング。
セブ留学:2人部屋/寮
オーストラリア留学:1人部屋/ホームステイ
衛生面に関して、やはりセブは日本と比べると気になる点が多くなります。もちろん滞在する場所によりますが、一階の部屋になると虫対策も必要になり、特に蚊には悩まされた思い出があります(後スプレー型の防虫剤を使用することにより、害虫被害はほぼゼロになりました)。また、ルームメイトは韓国の方でしたが、相手が必ずしも英語がペラペラというわけではないという点も、留意した方が良いかもしれません。
シドニーは衛生面に関しては日本とほぼ変わらない(土足文化がたまに気になる程度)ですが、通学距離を考えるとマイナス面があると思います。セブ留学は施設一体型が多く通学時間は1分以内、外部寮からの通いでもせいぜい5分程度がほとんどですが、シドニーは片道90分ほど電車で通いました。英語に関しては、家族は当然ネイティブスピーカーなので、英語の勉強には良い環境だと思います。
学校施設・設備について
![ILSCシドニー、生徒ラウンジの様子。](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
ILSCシドニー、生徒ラウンジの様子。
セブ留学で行った学校はキャンパス型で、敷地内に大きなプールがあり夜は毎日誰かしらが泳いでいました。ジムがある学校も多く、適度に運動をしながら生活するには良い環境だと思いました。また、校内に溜まり場が多いのも魅力的で、全寮制なので夜も部屋を出れば誰かしらと会えるのは良かったです。自習室も夜まで空いていたので学習環境は整っていましたが、WiFiに関しては日本と比べるとかなり遅く、調べ物をする際などは少し困る場面もありました。
シドニーの学校は、教室等の入った校舎のみです。生徒の溜まり場が校内にあるか無いかも結構重要で、集まる場所がないと授業後すぐ帰宅となるのは寂しいと感じることもありました。校舎内のカフェやキッチンは充実していて、昼食は軽く調理して食べたりする人も多かったです。WiFi等ネット環境は、日本とほぼ変わらないレベルで生活することができます。
その他現地での生活環境について
![QVB、シドニーの定番待ち合わせスポットです。](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
QVB、シドニーの定番待ち合わせスポットです。
セブは常夏で過ごしやすく、現地の人たちはフレンドリーな方が多く、すぐ友達になれます。服装はTシャツ×短パン×サンダルのスタイルが基本で、日本から良い服を持って行ってしまうと汚れたり傷んだりしてしまうと思います。治安面では、スリや置き引きなどに注意しなければいけない点等がマイナス面として挙げられます。海はキレイで波もほとんどなく、魚が多いです。スキューバダイビングやシュノーケリングをするのに適しています。
シドニーは都会です。生活上不便することはほぼないですが、紫外線が非常に強いので対策が必要なのと、南半球のため四季が日本と真逆となる点に注意が必要です(7月はとても寒かったです)。ただ、服装はオシャレな方も多いので、日本からそれなりに良い服を持って行っても普通に着られます。海に関して、シドニーは波の高い日が多く、どちらかというとサーフィン等のマリンスポーツをするのに適しています。
総合比較評価
総合結果:引き分け! (セブ留学5点/オーストラリア留学5点)
どちらにもメリット・デメリットがあるので、優劣をつけるのは非常に難しかったです。。ただ、どちらの留学も自分の人生にとって大変プラスになる経験となりました。海外留学をする際は、他国との留学を組み合わせる「二カ国留学」という選択肢も視野に入れて良いと思います。マンツーマン授業が充実しているセブ留学はやはり留学1カ国目としてはお勧めで、ステップアップとしてシドニーなりオーストラリアの学校へ留学するという順序がベストかなと感じました。
シドニーに関しての情報は、以下リンク先からもチェックしてみてください!
http://www.ryugakuhiroba.com/