BPI　セブ－銀行預金口座の開設について

「どうやってフィリピンで銀行口座を開設するのだろう？」それぞれ銀行に開設方法は少し（またはいくつか）違いがあるかもしれませんが、私がセブのBPIで口座を作った経験を通して、どうやって銀行口座を開設するのかの要約をお伝えしたいと思います。

BPIについて

BPIまたはBank of the Philippine Islandsはフィリピンそして南東アジアで一番初めに操業した銀行です。1851年にフィリピンでの銀行業や金融業を行う”El Banco Español Filipino de Isabel II”として創立しました。そして今では、フィリピン、香港、そしてヨーロッパに800の支店があります。

BPIのキャピトル支店

口座を作るために、私は最寄りのBPIキャピトル支店へ行きました。名前が表すようにこの支店は、セブ州政府官庁の近くにあります。

銀行の外にあるATM機

さあどうやってBPIの銀行口座を作るのでしょうか？

ステップ１：必要書類一式を用意する

自ら銀行に行き、必要書類について尋ねました。親切なカスタマーサービスの職員の方は必要書類がすべて書かれているリストをくれました。
以下が口座開設にあたり必要なものの一覧です：
・１×１の証明写真（３枚）
銀行によっては２×２の写真を使う場合もあります。
・住所が証明できるもの
各自の請求書などです。一般的な例でいうと、VECO（電気供給会社）の電気料金や、MCWD（水道会社）の水道料金などの公共料金支払いの請求書です。
・写真つきの身分証明書（１つ）
例えばパスポート、運転免許証、外国人登録証明証や移民登録証明証、そしてSSS（社会保障）IDや、高齢者ID、PRC（フィリピン管理委員会）IDなどのフィリピン政府が発行したIDが必要です。TIN（納税者番号）のIDや学生はスクールIDでも可能です。
重要：これらのIDは原本でもコピーでも提出可能ですが、コピーのみ銀行で保管になります。

BPIは銀行口座開設に使用できるIDが細かく書いてあるリストがあります。もし持参したIDに何か問題がある場合も、担当の職員が快く手助けをしてくれます。

ステップ２：アカウントを選び、申込用紙に記入する

必要書類を揃え、提出するために銀行に戻ったときに、どのタイプのアカウントを作成したいかを尋ねられました。私は預金口座を作りたかったのですが、２つの選択肢がありました。預入や引き出しが記帳される口座か、ATMを利用する口座を選べました。ATMから引き出しができる方が便利だと思ったので、後者を選択しました。ATMサービスにはさらに２つの選択肢があり、口座維持費の代わりにATMから預金を引き出すたびに５ペソ引かれるか、３０００ペソを口座維持費として預け入れるかです。私の場合、後者の方がいいと思ったので後者にしました。

そして、職員の方から必要事項を記入する書類一式をもらいました。

重要：BPIは決められた金額が口座残高にないと、口座維持手数料として毎月３００ペソ請求されます。

ステップ３：預金する

いくら預金したいのか職員の方に聞かれ、預金額を書く伝票を渡されました。そして最後に預金の証明として伝票のコピーを受け取りました。

ステップ４：ＡＴＭカードを受け取り、暗証番号を再設定する

私は５営業日でＡＴＭカードを受け取ることができました。私はカードを受け取ったら何を次に何をすれば良いのか分からなかったのですが、職員の方が黄色のＡＴＭで暗証番号を再設定するようにと教えてくれました。再設定のために、初めは最初に決められている暗証番号を打たなくてはなりませんが、そのあと好きな暗証番号を再設定することができます。

私の預金口座のＡＴＭカードです。

全ての手続きには２０～３０分かかりました。しかし、銀行が混んでいなければもっと短い時間で済むでしょう。（そして申込み用紙に手早く記入すれば！）