どうも、セブイチのKEITAです。今回はセブ島の大規模校「QQイングリッシュ(以下QQE)」のキャンパス同士を徹底比較していきます。
2015年春に新キャンパスである「シーフロント校」がオープンし、従来からの「ITパーク校」と合わせて2キャンパス体制となったQQE。セブ島内でも人気の学校ですが、この学校を検討している人が必ずぶつかる悩みの一つが、「どちらのキャンパスが自分にあっているのか」です。
じつは、値段設定やコース・カリキュラム等は両キャンパスともほとんど同じですが、宿泊施設や生活上の利便性、周辺環境等には大きな違いがあります。
自分にあった校舎を選ぶために、各キャンパスの特徴について、メリット・デメリットを見ながらそれぞれ比較していきましょう!
QQEはITパーク・シーフロント両校とも値段設定は実は同じです。(上は各コース中最安値「ライトプラン」の料金表です)。
上記の料金表には授業料(宿泊費込み)の料金が掲載されています。その他に、オプションで、朝昼晩3食の食事を付けることも可能です。ライトプランでお申し込みされた方はCallan、TOEIC、ビジネス、IELTSのクラスはご受講頂けません。
後述しますが、宿泊の施設が各キャンパスでことなります。寮の6人部屋はシーフロントのみなので、費用を抑えたい方は6人部屋があるシーフロントを選ぶのも一つの選択肢です。また、シーフロントは寮だけですが、ITパーク校は、値段は高くなりますが提携ホテルでの宿泊も選ぶことができます。
基本的な値段設定はどちらのキャンパスも同じですが、選べる宿泊タイプが違うので、その部分で費用に差が出てくるところがポイントです。
(*1) シーフロント校には男性2人部屋はありますが、女性2人部屋はありません。
(*2) 6人部屋はシーフロント校のみとなります。
詳しくはQQEITパーク校料金表もしくはQQEシーフロント校料金表をご覧ください。
値段はすべて同じ、コース・カリキュラム等もほぼ一緒です。ただし、シーフロント校は6人部屋のドミトリーもあるので、こちらを選択した場合はITパーク校よりも若干費用を抑えることができます。価格面では両キャンパスの違いを見出せないので、その他の要素で比較することが必要となってきます。
両キャンパス間の一番大きな違いは、立地・周辺環境になるでしょう。セブシティで「都会」といわれるITパークのど真ん中にあるITパーク校か。それとも、マクタン島海沿いの「リゾート」であるシーフロント校にするべきか。以下それぞれ見ていきましょう。
まだまだ途上国なフィリピンですが、ITパークだけは他の地域と一線を画した都会エリアとなっています。「google」「Facebook」「JPモルガン」「NEC」等多くの外資系企業が立ち並ぶ経済特区で、お洒落なレストランやバーもたくさんあります。コールセンターをはじめIT企業が集中しているエリアなので、国内では例外的に光回線のWiFiがつながる区域でもあります。各出入り口付近には警備員が常駐しているので、安全性も高い場所となっています。
大型のショッピングモールにもタクシーですぐに行けるので、ちょっとした買い物であったり、放課後や週末のショッピングにも便利な環境です。
ただし、生活上はとても便利な場所にある反面、海からは割と距離がある(タクシーで50分くらい)ので、毎日海を見ながら勉強したいという方にとっては、イメージとのギャップがあります。
セブといえば海!せっかくセブ島に来たのだから海を満喫したい!という方にはぴったりのキャンパスです。立地はセブ・マクタン島のリゾートホテルが立ち並ぶエリアにあり、敷地内から直結でビーチに出られます。また、校舎の横にはダイビングショップがあるので、セブ留学の機会にダイビングのライセンスを取得したい方にもお勧めです。
ただし、リゾート気分を味わえるのは基本的に校内のみで、一歩学校の外へ出るとセブの「田舎」です。近くにスーパーやマッサージのお店もありますが、気軽に外食や買い物ができる場所は限られてきます。週末など何処へ行くにもタクシー等を使って移動することが多くなるでしょう。
これはどちらが良いとは言えず、好みが分かれる部分です。海沿いに面している学校はセブ島内他にもいくつかありますが、砂浜のあるビーチと直結している学校はシーフロント校くらいです。毎日の空き時間等に、ビーチで寝そべったり海で泳いだりするならシーフロント校が断然お勧めですが、授業の無い土日を使えばITパーク校からも十分海に来られます。逆に、平日の放課後でも気楽に外出して、友達と飲みに行ったりお洒落なレストランで食事をしたり…といった過ごし方をしたいのであれば、ITパーク校が良いでしょう。
次は留学の本分である「英語の勉強」をする教室についてです。まずは、フィリピン・セブ島留学の大きな特徴となっているマンツーマン(1対1)授業の教室を見ていきましょう。
おしゃれかつ最新鋭の施設となっています。セブ島内でも有数の大規模校となっているITパーク校は、7Fと10階のフロア全体がマンツーマン教室として改築されています。カランメソッド等より集中力を必要とする授業では7階の個室エリア(写真上・左下)、日常会話等よりリアルな場面を想定した授業では10階のオープンエリア(写真下中央・右下)を使用するなど、授業内容によって教室を使い分けています。
イギリスの街並みをモデルとして設計された10階エリアは特に個性的で、某有名脳科学者の意見から「インコの入った鳥かご」を設置し、あえて発生させた雑音の中から学習効率の向上を図るなど、様々な工夫が凝らされています。
ITパーク校と比較すると、教室はかなり簡素な感じとなっています。一つのフロアをパーテーションで区切った造りとなっており、例えるなら、某有名学習塾の明◯義塾のような雰囲気です。雑音の発生という観点ではITパーク校の10階フロアに通じる部分もあるのかもしれませんが、こちらのフロアは雑音というよりも「騒音」に近い印象を受ける方もいると思います。完全にシャットアウトされたドア付きの個室で勉強したい方は、ITパーク校を選んだ方が良いでしょう。
予算から考えても、教室作りに力を入れているのは明らかにITパーク校です。7階と10階を階段で行き来しなければならないのを大変と感じる方もいるとは思いますが、2つのエリアを使い分けて学習できるという点は大きなメリットだと思います。
QQEではスペリアプランを選ぶと1日8コマ(1コマ50分)の授業が全てマンツーマン授業となりますが、スタンダードプランでは1日6コマのマンツーマン授業+2コマのグループ授業となります。次は、グループ授業で使用する教室を比較していきましょう。
グループ教室も、7階と10階の2フロアに渡って設置されています。2~5人程度で行われるグループ授業ですが十分なスペースが確保されています。入学時のオリエンテーションや初日のグループ授業は、写真右下の教室で行われます。
エントランス先の長い廊下沿いにあります。新校舎ということで新しい雰囲気があり、数人でのグループ授業を行うのに十分なスペースがあります。
マンツーマン教室では両キャンパス間に大きな違いがありましたが、グループ教室に関してはそこまで大差はありません。どちらも非常にシンプルな作りとなっています。
留学中の生活において、かなり重要となる宿泊施設を比較していきます。まずは、1人部屋を除いたドミトリー(2・3・4・6人部屋)の様子を見ていきましょう。
ITパーク校の宿泊施設はシェアハウス(パークビスタ)です。家は校舎と別の場所にあるので、ITパーク内を毎日通学することとなります。徒歩約10分、シャトルバスも定期運行しています。住宅区のパークビスタはガードマンが24時間常駐しているので、安心して過ごすことができます。シェアラウンジにはキッチンや冷蔵庫もあるので自炊も可能。TVやWiFiも設置されているので、生活上必要なものは一通り揃っています。
ただし、実際に家の中に入ると少し狭苦しく感じる方もいるかもしれません。留学生同士、国際交流の場としてワイワイやるには良い環境ですが、社会人経験者や年齢層の高い方等にはやや厳しい生活環境となる可能性があります。
※現在男子寮として使われているマンゴーハウスは9月末で閉鎖となります。
シーフロント校の宿泊施設は、全て同じ建物の中にあります。ITパーク校と違って、雨の日でもフロア間を移動するだけで教室まで行けるのは楽ですね。部屋の大きさも、ITパーク校のシェアハウスと比べるとややゆったりとした印象があります。また、部屋によっては窓から一面に広がる海を見下ろすこともできます。
シーフロント校は元々ホテルだった建物を学校用に改築したということもあり、ITパーク校のシェアハウスと比べると少しゆったりとした雰囲気があります。また、シーフロント校は「通学時間ゼロ」というのも売りにしているので、移動の手間を省きたいという方には良いでしょう。一方で、シェアハウスからの通学で現地生活を楽しみたいという方も多く、移動といってもITパーク内となるので(シャトルバスでの送迎も有り)、外の雰囲気も味わいつつ留学生活を送りたい方にはITパーク校が良いでしょう。
また、高校生以下の方は、安全面を考慮して外に出ずに生活できるシーフロント校での受け入れになります。
次はシングルルーム(1人部屋)を見ていきましょう。ドミトリータイプと比べると部屋数は少なくなるので、時期によっては早めのお申込みが必要です。特に社会人経験者や年齢層の高い方々は、シングルタイプを選ぶ方が多い傾向があります。
各シェアハウス内にそれぞれ複数の部屋があり、ドミトリーやシングルルームに分かれています。清掃は定期的に入るので清潔ですが、部屋は結構狭いです。気になる方にとっては、窮屈さを感じるかもしれません。また、トイレ・シャワーは共同となります。
シーフロント校のシングルも、割と狭いです。また、トイレ・シャワーは共同となります。ただ、ITパーク校のシェアハウスと比べると、ややゆったりした印象があります。写真下部の3枚は、プレミアムルームの様子です。部屋数には限りがありますが、セブ留学としては珍しくバスタブのある部屋もあり、ゆったりとした部屋から海を見下ろせる部屋もあります。
シングルルームに関しては、シーフロント校の方が若干広く感じるものの、そこまで大差はありません。どちらも結構狭く、トイレやシャワーも基本共同となります。ただ、宿泊施設全体の作りを考えると、通常の家に二段ベッドを持ち込んだシェアハウスよりは、元々ホテルだったシーフロント校の方がゆったりできるかもしれません。シーフロント校は教室への移動も楽なので、それらの点を考慮すると大人向けのキャンパスであるといえそうです。
しかし、ITパーク校は提携ホテル(ゼレニティホテルorウォーターフロントホテル)での宿泊も選ぶことができます。提携ホテルは寮に比べると施設もきれいで広いお部屋になります。宿泊施設の快適さやキレイさにこだわる場合は、ITパーク校のホテル滞在に軍配が上がります。
…いかがでしたか?同じ料金設定、同じコース・カリキュラムの学校でも、キャンパスによってかなりの違いがあります。
便利な都会orゆったりしたリゾート
外部シェアハウス型or学校併設寮
提携ホテルor学生寮
個室教室orオープン教室
…などなど。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、キャンパス選びの際は是非参考にしてみて下さい!
セブイチスタッフの留学体験記も、各キャンパスでの生活をイメージしやすいと思いますのでご覧ください。
【ITパーク校の留学体験記】
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