フィリピンのバロット 異国風の食べ物をみつけよう

フィリピンにおける「食べるものリスト」に、ロンリープラネットという本を始め、他の記事にもこれでもかというくらい紹介されているのがバロットです。

フィリピン人の好物 バロット

受精17日目のバロット。羽毛が見られます。

バロットはフィリピンで身近な食べ物ですが、外国人からしたら異国な食べ物なのでしょう。フィリピンで言われるバロットというのは、包まれているという意味です。不完全に成長したトリの胎児を煮て、殻ごとそのまま食べます。大体、16〜22日のタマゴは多くの地元の人に、精力剤の代わりとして必要とされています。

どうやって食べるの？ バロットとペノイ

ペノイのバロット

バロットの食べ方はシンプルです。まず、タマゴの先端にヒビを入れます。そして少し塩をまぶして羊水をチビチビと飲みます。殻がクリアになったら、口に運ぶ前に少しの間見つめます。20日間だけ生まれる準備をしたバロットの足や羽の食感はガリガリしているようです。ビネガーで味付けをして、よりスパイシーな味わいにします。実のところ、この食べ方に不安になる人も、うろたえてしまう人もいると思います。それにおいて、まだバロットよりは耐えられるバロットの親族を代わりに選ぶこともできます。それがペノイです。
ペノイはバロットに似ていますが、もっと煮詰めたトリのタマゴです。しかし違う点は、胎児がいないところです。簡単に言うと、見た目がただのタマゴの黄身のようなのです。ペノイを食べることは、バロットを食べることと似ていますが、中に骨からくるガリガリとした食感もないし羊水をチビチビと飲むこともありません。味付けは塩とビネガーで、美味しく食べられます。
バロットやペノイを食べる経験をした人は、「悪いことをした」とか「意外に美味しい」とか「二度と食べない」とか言いますが、どの土地にも風変わりでクセになるような美味しいローカルフードがあるものです。そして、セブ島ではバロットがその一つだっただけのことです。値段も一つ10ペソで、自分自身で食べてみない理由はありません！もしあなたは食べなくても、友達が挑戦しようとするのを止めることはしないであげてください。

バロットを食べてみたら、意外に悪くないと思うでしょう！