フィリピン留学、ビザは必要？

ビザの手続きってなんだかややこしそうですよね。

そもそもフィリピンに留学するのにビザはひつようなのでしょうか？

ここでは留学期間ごとに、ビザの種類と申請方法についてご説明します。

6ヶ月以内なら、特に事前申請は必要なし

フィリピンに語学留学する際には、観光ビザで滞在が可能です。

この観光ビザは30日間のため、それを超えて滞在する場合は延長の申請が必要です。

観光ビザを発行する条件として

① パスポートの残存期間が帰国予定日から6ヶ月以上あること

② 帰国または第三国に出国する航空券を持っていること

なので、パスポートの残存期間には注意しましょう。

申請に必要になるため、Eチケットでも印刷して持っていくようにしましょう。

この観光ビザは30日毎に延長申請をする必要があるため31日以上滞在する場合は注意してください。

9週間以上留学する場合、現地で別途申請が必要

59日以上フィリピンに滞在する場合は、ACR（Alien Certificate of Registration）をしなければなりません。

ACR（Alien Certificate of Registration）とは、フィリピンでの外国人登録のことです。

これは2回目のビザ申請と同時に行いますが、基本的には語学学校の先生が同行してくれることが多いようです。

6カ月以上フィリピンに滞在する場合は、日本で申請が必要

6ヶ月以上現地に滞在予定の場合は、出国前に日本で申請が必要です。

移民局に行き、ECC（Emigration Clearance Certificate）を申請してください。

学校に通うための許可は学校が手続きをしてくれる

ビザの他にもSSP（Special Study Permit）という、フィリピンで合法的に学校に通うための許可が必要です。

この許可証は学生が学校に着いてから申請書を作成し、学校から該当機関に申請をします。

有効期間は6ヶ月ですが、学校が変わる場合は学校毎に必要なので注意が必要です。

フィリピンに留学する際のビザ申請は、他の国と比較してもとてもシンプルです。

とは言え、現地で英語を使って延長申請となると不安になりますよね。

学校によって、先生が同行してくれるなど様々なので、時間に余裕を持って学校側に確認するようにしましょう。

観光ビザの延長申請を忘れたなんてことがあると大変です。

発覚した時点で出国しなければならないこともあります。

ビザやパスポートの期限については、常に気を付けておくようにしましょう。