・著者:加藤 優
・出版社:朝日新聞出版
・発売時期:2011/9/7
・価格:821円
総合評価5点/5点満点中
TOEICスコア900を目指し学習を進める中で、文法問題のスコアアップを図るために購入しました。特に語法やイディオム、コロケーションなど動詞に関連する設問に不安があったため、動詞について説明が充実していこれらの不安を払拭できるような参考書を選びました。
(英語レベル:TOEICスコア915)
やはり、タイトルにもあるようにTOEIC900点を目指す方向けの参考書なので、問われる語彙力、文法知識のレベルは高いです。TOEICを初めて受験する初心者には全くお勧めできませんが、スコア700から800台の方で停滞してしまっている方にとってはまさに「痒い所に手が届く」参考書ではないでしょうか。
問題形式は1問につき1つの解説となっており、電車の中や授業の合間のちょっとした空き時間にも学習を進めることができます。
おすすめポイントは以下の3つです。
①他の参考書と比べ、本文や設問もかなりレベルの高い英文が並んでいるので基礎知識のある方にとってはさらに点数を押し上げてくれる内容となっています。
②問題に対する解説が丁寧に書かれています。正解の選択肢がどうして正解なのかではなく、不正解の選択肢はなぜ間違いなのか、どのように記述したら正解になるのか、等プラスアルファの内容にまで踏み込んでいる参考書は珍しいのではないでしょうか。
③本番の試験よりも難しい内容なので、この参考書をものにすれば「文法は完璧だ」という自信が持てます。私が受験した際は、文法の問題を自信を持って回答できたことにより、読解問題も冷静に説き切ることができました。
活用方法としては、やはり解説を読み込むことでしょうか。この参考書では非常に紛らわしい、いかにも正解になりそうな選択肢が並んでいます。そこで大切なことは、解くときの根拠を自分なりに考えることと、解説を見て自分の考えた根拠が誤っていた部分をあぶりだすことではないでしょうか。解説部分には、不正解の選択肢が間違っている理由だけでなく、どのようにすれば正しく使うことが出来るかまで記述されているので、それを読み込むことが最良の方法であると考えます。
読解の鍵は文法だと思います。Part7については「時間があれば解ける問題」がほとんどであるのに対して、Part5,6は「時間があっても知らなければ解けない問題」が大多数を占めています。タイムマネジメントが点数を左右するTOEICという試験で、「時間がないからPart7を解き切れない…」という事態を避けることができれば、ある程度の点数アップにつながるのではないでしょうか。
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