オーストラリア留学体験記


eyecatch

セブイチのゆーです。オーストラリア留学は、LANGPORTSシドニーキャンパスで学びましたので、留学体験記としてお伝えしたいと思います。

学校の雰囲気

schoolatmosphere
私が留学した7月下旬の生徒の国籍比率は、ブラジル人約20%,コロンビア人約15%,日本人約15%,スイス人約10%,韓国人約10%,チリ人約10%,フランス約5%,スペイン人約5%,サウジアラビア人約5%,その他約5%といった感じでした。LANGPORTSは過去に70カ国以上の生徒を受け入れた実績があります。国際色が豊かだと、留学の付加価値は高まりますね。最初は南米人は南米人と、アジア人はアジア人といったように文化が近い方々と行動する傾向がありますけど、授業やActivitiesで段々と様々な国籍の方と仲良くなります。

生活上の注意点

cautionsinlife
為替の影響もありますが、物価は明らかに日本よりも高いです。特にコンビニエンスストアは緊急時以外は使用しない方が良いでしょう(笑)。また、私がシドニーに行った時期は冬でした。南半球なので、日本とは反対になります。シドニーの冬は日本の10月から12月の気温を行ったり来たりしますので、体調管理も少し難しいですね。朝夕と昼の寒暖差が激しいので、セーターやコート類もお忘れなく。やはり、備えあれば憂いなしの考えで、お金や服装も少し多めが良いと思います。

初日のスケジュール

schedul

09:00~09:10  ディレクターの挨拶
09:10~09:30  スタッフの紹介,IDカード作成
09:30~11:15  Placement Test
11:15~11:35  学校の説明
11:35~12:30  学校の周辺散策(スタッフ同行)
12:30~13:45  ランチタイム
13:45~15:30  Option Class

オリエンテーション

orientation
私は学校のトップがオリエンテーションで歓迎の挨拶をするスタイルが好きです。新人生徒も緊張している方が多いので、トップ自らコミュニケーションを取るとリラックス出来ますよね。シンプルなオリエンテーションですが、学校の周辺散策では、スーパーマーケットや提携のジムを紹介していただきました。特にこの2つは、長期留学する方にとっては重要です。ランチタイムは、ブラジル人の生徒達と食事をし、お互いの留学の目的などを話し合いました。

Placement Test

placementtesting
テストは特に難しくはなく、総合的な英語力を測る良い問題だと感じました。Levelを一つ上げるのに3カ月位かかるようなので、時間をかけても上達していきたいですね。初心者から中級者は、英語でのコミュニケーションに最初は苦労しますが、徐々に慣れてきます。初日から国際色豊かな生徒達に話し掛けてみましょう。

時間割

timetable

Use              Teacher
09:00~10:10         Dominic
10:15~11:15         Dominic
Focus
11:35~12:45
Monday              Dominic
Tuesday             Danni(Writing)
Wednesday             Ross(Reading)
Thursday            Adam(Listening)
Friday              Gregory(Speaking)

Options
13:45~14:35         Birgit
14:40~15:30         Birgit

UFO English

ufoenglish
時間割に記載したように、授業はUse, Focus, Optionsの3つに区分されます。Use=Use of English, Focus=Focus on Language skills, Options=Options to specialiseです。Useの考え方をとっても、科目ごとに教えるのではなく、総合的英語力を伸ばす方向で授業が進められるので、より実践的です。Focusは日替わりで科目が変わります。Optionsは、初級者から中級者までは会話や文法などの基礎を学びますが、中級者以上になると、各種ビジネス英語の実践になります。とても、ユニークな授業だと思います。

教科書

textbook
レベル別にOUTCOMESという教科書を使用します。こちらは主にUseの授業で使いますが、Reading,Vocabulary,Speaking,Listening,Grammarなどが全て含まれています。総合的に英語力を上げるなら、同時に学んだ方が良いかもしれません。Use, Focus, Optionsの授業は相乗効果がありそうです。英語の学び方は多様性があるので、自分に適した学習方法を早めに確立しましょう。

Useの先生

useteacher
Useの授業はTeacher Dominicです。彼の授業を毎日130分以上受けていたので、自然と仲良くなりました。Useの教科書であるOUTCOMESを中心に授業は進められるのですが、Dominicは生徒が長時間の授業で退屈しないように工夫を凝らしています。例えば、ing or infinive(不定詞)の問題を与え、グループ同士で議論させます。グループの仲間と英語で相談するのも勉強になりました。また、ホームワークも良く出されましたが、ホームワークの回答を何と生徒同士で回し読みすることもありました。これは、英語の表現力をつけるのには良い学習方法かもしれません(笑)。

Focusの先生

focusteacher
Focusの授業はTeacher Dominic, Danni, Ross, Adam, Gregoryと毎日変わります。Focusの授業は70分と一番短いのですが、密度は濃い授業でした。おそらく、大切なポイントを重点的に教えているのだと思います。例えば、Writingの授業では、althogh=contrast,because=reasonと習い、英文の中の単語を+の要素と-の要素に分けていきます。その後で、授業で習う接続詞や+の要素と-の要素に区分けした単語を用いて、英作文にチャレンジします。ただ、Writingするのではなく、方法論を学べると、上達も早まります。

Optionsの先生

optionteacher
Optionsの授業はTeacher Birgitです。私はEnglish for Business & Administrationを選択したのですが、少し難しい授業でした。IntermediateからAdvancedまで対応している授業だったので、レベルの高い生徒も結構いました。実際の授業では、会社に電話をするロールプレイングを生徒二人組でやったりと実践で使用出来るSpeakingにも力を入れていました。また、ビジネス英語の難しいListeningの問題にも取り組みましたが、私を含めてほとんどの生徒は出来なかったみたいです。先生方を総括すると、ベテラン揃いの先生は総合的英語力を上げる授業を毎回提供してくれます。レベルや相性に合わない授業は毎週変更出来るので、柔軟に対応しましょう。

学校のActivities

schoolactivities
種類はたくさんありますので、具体的に紹介していきますね。月曜日はConversation Clubと言って、おしゃべりを楽しむクラブです。火曜日はJob HelpやPing Pong Competitionがあります。水曜日以降は、Boomerang PaintingやChocolate and ConversationやHarbour Bridge WalkやSoccerなどがあります。土曜日は授業がありませんので、一日観光のようなものが多く、Blue MountainsやWhale Watchingなどにも行きます。

Activitiesの感想

activitiesthoughts
Activitiesはとても友達をつくりやすいので、なるべく多くのActivitiesに参加した方が良いと思います。毎日の授業が終了する15時30分から17時位までのものが多く、割と短時間なので、入学したばかりの頃は参加してみてください。土曜日は費用が掛かるものがほとんどですが、半日から一日と長くなりますので、費用対効果はさらに上がりますよ。私は最初に参加したChocolate and Conversationが特に思い出に残っています。

私の卒業式

mygraduation
卒業式は30分位で終了するシンプルなものです。まずは、今週もしくは今月の目玉となるようなActivitiesの紹介があり、その後に卒業生一人一人が呼ばれ、卒業証書のようなものを手渡されます。卒業生が全員受け取ると、皆で記念撮影です。日本人比率15%程の環境は、私の人生の大きな財産になりました。世界各地に友達が出来たので、行く機会があれば、是非再会したいですね。