セブ島　セブシティツアー！

 
 
私が短期留学をしたセブ島のSMEAGキャピタルキャンパスでは、週末にジンベイザメと泳げるツアーやBBQ、アイランドホッピングなど様々なアクティビティが開催されます。
私はセブシティの観光名所を回る「セブシティツアー」に参加しました。

校舎２階の受付前にある掲示板に、その週末に開催されるツアーが貼り出されます。参加したい場合は受付で参加したい旨を伝え、現金でツアー料金（セブシティツアーは800ペソ）を支払います。

セブツアーでは、学校の車で①リトル京都②シラオガーデン③トップスの３箇所を周ります。

13:00　学校を出発
この日は日本人・韓国人・中国人合わせて13名の学生が参加しました。
学校の車でまずは「リトル京都」に向かいます。
道中では友人との会話を楽しみながら、車窓から現地の人々の暮らしが垣間見えます。

SMEAGのあるセブシティは、セブ島の中では都会に当たりますが、リトル京都を目指して山道を登っていくと、木でできた家屋、痩せ細った雌犬、ウシ、ニワトリなど……、暮らしが一段と貧しそうに見えました。外国人観光客用の大きなホテルも建っていました。

①リトル京都
山道を走ること１時間でリトル京都に到着しました。車を降りると焼きバナナの屋台があり、５、６歳ほどの女の子が「オイシイ、バナナ、カワイイヨ〜」と日本語で叫んでいました。
道の脇に寝そべる野犬たちに見守られながらリトル京都に入ると、受付には日本語で「いらっしゃいませ」と書かれた暖簾があります。受付を通り過ぎると小便小僧と白雪姫の像がお出迎え。その先には京都の稲荷神社を模した赤い鳥居が並んでいました。

鳥居を抜けるとそこにはなぜか渋谷の忠犬ハチ公の像が。
さらにその先には「焼きそば」「たこ焼き」と書かれた屋台がありました（この日は特に食べ物は販売されていませんでした）。
他にも寝釈迦仏の像やまねきねこ像、ミッキー＆ミニーの像があります。もはや「リトル京都」という名前にとらわれない感じがフィリピンらしいです。

園内は日本を思わせる（？）小さな草花が咲いており、頂上からはフィリピンの山々の景色が楽しめます。

さらに頂上付近にはワンピースの像が。

よく見るとブリーチの主人公・黒崎一護やナルトの敵役・暁のメンバーの一人、ゼツもいました。
どうして様々な主人公を差し置いてゼツがセンターを張っているのか。確かにビジュアル的にはインパクトが強いが……と色々と疑問が尽きませんが、確かに全部「ジャンプ」という統一感はある気もしました。ナミの下半身太りが気になりました。

着物で写真を撮る観光客。フィリピン国内では日本を感じられる場所として人気のようです。

②シラオガーデン（シラオPGCS）
大きな手のひらのオブジェで有名なセブの観光名所です。セブの自然を背景に大仏の手に乗ったような神秘的な写真が撮れます。

シラオガーデンには他にもたくさんのフォトスポットがあります。

③TOPS（トップス）
シラオガーデンから車でさらに山を登ったところにはTOPSという展望台があります。
ここは人気の夜景スポットのようです。私が行ったのは16時半頃で日没前でしたが、テラスからセブシティが一望できました。

入場する時に腕にスタンプがおされます。

TOPSは円形の造りになっており、半分は展望スペース、半分は飲食店が立ち並ぶ構造になっています。ファーストフード店やオシャレなカフェ、レストランなど様々な飲食店が集まっていました。

18時頃　学校に帰還
総じて、とにかく“写真映えスポット”を行く半日でした。ですが、友人との仲が深められたり、セブ市内とは少し違った現地の方々の暮らしが見えたりと、貴重な経験ができました。山奥で、個人ではなかなか行きにくい場所でもあるので、ツアーへの参加がおすすめです。