バリ島留学体験記
セブイチのゆーです。バリ島留学は、BALI BALI ENGLISHで学びましたので、留学体験記としてお伝えしたいと思います。
滞在先のホテル
One to oneレッスンが受けられますので、人気のあるフィリピンのセブ島留学と環境,治安そして語学学校の教師の質などを総合的に比較したいと思います。現地の方とも度々話しましたが、ジャカルタよりもバリの方が英語力の高い人が多いように感じました。学校側が用意してくれた滞在先のホテルは、Lestari Hotelです。学校から徒歩3分位ですので、通学には大変便利でした。ホテルの敷地には、プールやガーデニングもあるので、外観はリゾートホテルのようです。ただ、部屋の中は日本のビジネスホテルのレベルだと思います。必要最低限のものは全て揃っています。ホームステイではなく、ホテルの一人部屋なので、あまり贅沢を言ってはいけませんね。
学校周辺の環境
学校は静かでのんびりした時間が流れるジンバランという場所にあります。昨今、ジンバランは高級ホテルが立ち並び、高級リゾート地であるというイメージが定着しているようです。学校は海岸沿いにはありませんが、車で10分位の所にJimbaran Beachがあります。Jimbaran Beach近くのSAMASTAという新しいモールはおすすめです。お洒落なレストランが多いので、気分転換にはぴったりの場所です。学校から徒歩圏内にスーパーマーケットやコンビニエンスストアもあるので、日常生活では特に不便を感じませんでした。
初日のスケジュール
09:00~11:00 入学テスト
11:00~11:30 オリエンテーション
11:30~12:00 現地案内
12:00~13:00 昼食
13:00~17:50 授業
17:50~19:00 夕食
オリエンテーション
オリエンテーションは、校長のダルちゃんから授業,バディーティーチャー制度,アンケート,食事,クリーニング, Wi-Fi,タクシー,ビザ等に関して説明があります。オリエンテーションを聞くと、生活上の不安は解消されるかと思います。印象に残ったことは、アンケートに力を入れていて、卒業する時と週間アンケートで先生を評価する点です。フィリピンの語学学校と違い、先生は変更出来ませんが、生徒の要望をしっかり聞く姿勢は立派です。もう一点は、タクシーに乗る際の注意です。BLUE BIRD GROUP以外のタクシーを利用すると、必ずぼったくられるようです。このアドバイスはとても貴重です(笑)。
時間割
09:00~09:50 Sho Listening
10:00~10:50 Niko Reading
11:00~11:50 自習
13:00~13:50 Wida Writing
14:00~14:50 Nita Speaking
15:00~15:50 Ces Grammar
16:00~16:50 Sheng Group Class
17:00~17:50 日替わり Free Class
バディーティーチャー制度
バディーティーチャー制度とは、いわゆる担任制度のことです。バディーティーチャーが、各クラスの授業内容やリクエスト等を管理してくれます。私のバディーティーチャーはNikoでしたが、「困ったことがあったら、遠慮しないで言って下さい」と毎日気遣ってくれたのは嬉しかったです。小規模学校ならではの日本的もてなしサービスがあります。
学校の食事
朝食は、滞在先のホテルで食べれます。ナシゴレン(焼き飯),ミゴレン(焼きそば),オムレツ&パン,目玉焼き&パン,シリアルの中から選択します。月曜日から金曜日は、昼食と夕食が学校のカフェテリアで提供されます。何と毎日、日本食を食べることが出来ます。具体的にお伝えすると、豚の生姜焼定食,鮭ハラス定食,唐揚げ定食,親子丼,おろしそば等です。山盛りのシーフードサラダもしくはスモークサーモンサラダを毎日食べれるのも、嬉しかったサービスです。授業の合間のコーヒーやティーも無料でいただくことが出来ました。学校の食事に関して、欧米留学ではホームステイが中心になるので、学校から生徒に食事を提供するサービスは大変有り難いです。既に有名なフィリピン語学留学も同じ様なサービスがあります。
授業の感想
授業は、フィリピンのセブ島に代表されるフィリピン留学と同じOne to oneレッスンが中心になります。1日に50分授業の5コマがOne to oneレッスンで、1コマがGroup Class,もう1コマがFree Classになります。1日7コマの中にListening,Reading,Writing,Speaking,Grammarがあるので、バランス良く学べます。フィリピンの英語講師を良く知っている私の印象ですが、こちらの学校の講師の英語力は若干落ちますが、それを補うだけの創意工夫があります。私の中で思い出に残る授業を何個かご紹介します。バディーティーチャーNikoと「What do you think about the anti—dating movement in Indonesia?」の議題で話し合いました。主にイスラム教の方が持つ考えのようです。クリスチャンの彼と仏教徒の私がお互い意見交換し、やはり自由と責任が大事だなという結論になりました。One to oneレッスンならではの徹底議論ですね(笑)。
Writingの授業では、Teacher Widaから「TOPIC SENTENCE」「SUPPORTING SENTENCES」「CONCLUDING SENTENCE」の考え方を何度も練習しました。GrammarではTeacher CesからIdioms for Businessの「The ball is on your court」「The floor is all yours」「Up to speed」「Learn the ropes」「To be swamped」などを実際の会話の中で使いこなせるようにしました。
日替わりのFree Class
意外に面白かったのが、日替わりのFree Classです。先生方も毎日日替わりで、生徒の半数以上が参加しておりました。「SPOT THE DIFFERECES」の授業では、2つのイラストを見て相違している所を探し、それを英語で説明しました。これは中々難しかったです。また、「SINGERとSONG」の授業では、歌手と歌を当てる授業でした。Listeningが苦手な私ですが、音楽から活きた英語を学べて楽しかったです。Free Classは先生方の創意工夫があり、毎回楽しめました。
卒業式
卒業式には、先生,生徒,学校スタッフ全員が参加します。小規模学校でも、30人位集まると賑やかな雰囲気になります。今回の卒業式は、私とユウヤさんの二人でした。英語での卒業スピーチも久々でしたが、緊張せず話すことが出来ました。Speakingが向上した証拠でしょうか。皆さんと集合写真を撮った後、最後はお世話になった校長のダルちゃんと記念撮影。私のバリ島留学は、印象深い留学の一つになりました。特に英語初心者には向いている語学学校だと思います。
留学の合間にバリ島観光
ウブト周辺エリア…ウブドは、バリ島の芸術の中心地とも言われ、見所はたくさんあります。バリ舞踊が公演されるウブド王宮や庶民の台所のウブド市場は人気です。私はウブド周辺のヒンドゥー教の象の洞窟ゴアガジャや郊外のトゥガラランのライステラスにも行って来ました。これらはバリらしい観光地ですね。ウブドから車で1時間程行くと、キンタマーニ高原があります。バトゥール山とバトゥール湖の景色は、街中の雑踏を忘れさせてくれます。リラックスした中で、インドネシア料理のランチバイキングをいただきました。
バリ舞踊
もともとヒンドゥー教の宗教儀式で演じられてきたものです。特にバロン,ケチャ,レゴンなどが有名です。私は、バロンとケチャを鑑賞しました。個人的にバロンの方が気に入りましたので、簡単に物語の説明をします。バロンは、人の心の中にある善と悪の戦いを物語っており、結果として、善悪両者とも決着つかないまま生き残るといった内容です。この世には、善悪が永久に存在するということを伝えたいのでしょうか。とても興味深い考え方ですね。
バリ島の雑貨とお土産
バリ島内には、お洒落な雑貨やお土産屋が数多くあります。クタ,スミニャク,ウブド周辺は特に多いように感じました。シルバー雑貨,ガムランボール,木製雑貨,アタ雑貨,布雑貨などはお土産の定番です。私は値段も手頃なミニキャンドルとアロマオイルのセットのものを購入しました。東南アジアにはマンゴスチンという美味しい果物があるのですが、そのTeaもお試しに買ってみました。帰国後がとても楽しみです。