カナダ留学体験記~観光編~


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セブイチのゆーです。カナダ留学の人気都市であるトロント,モントリオール,バンクーバーの気になる観光地を紹介したいと思います。

 

トロント観光編…首都オタワと同じオンタリオ州にあります。五大湖のオンタリオ湖に面していて、ニューヨークまで飛行機で約1時間30分で行けます。利便性が良いので、カナダ企業の本社や外国企業が数多く集まる場所であり、金融や経済の中心になっています。現在はカナダの中で最大の都市です。一般的に日本人がイメージするカナダはトロントかもしれません。モザイクシティとも呼ばれますが、洗練された美しい街です。

CN TOWER

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1976年の開業から2007年まで世界一高い建物でした。高さが553.33mありますので、展望台からダウンタウンを一望出来ます。電波塔なので、日本でいうところの東京スカイツリーみたいな観光名所です。対岸から眺めるCN TOWERと摩天楼群は絵になる風景です。夜景の眺望も、昼間とは雰囲気が異なり、ロマンチックな気分に浸れます。面白いアクティビティとしては、高さ356mの展望台の外の縁を歩くエッジウォークというものがあります。恐怖体験したい方にはおすすめです。

カサロマ

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ナイアガラの滝の水力発電で巨万の富を築いたヘンリーペラット卿が建てたエドワード時代風のお城です。1911年から完成までに300人程の職人が3年以上の歳月と350万ドルの費用をかけております。98の豪華な部屋と内装も細部に至るまで贅沢に仕上げられています。多くの映画の舞台にもなっているようで、地下通路や隠し扉もあります。水力発電がその後公共事業になったこともあり、10年位でヘンリーペラットは破産してしまいました。時代の変化に対応することは、とても大事なことですね。

ナイアガラの滝

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カナダとアメリカの国境にあるナイアガラの滝は、イグアスの滝とヴィクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布の一つです。ナイアガラの滝には、カナダ滝とアメリカ滝があります。一番の人気スポットは、テーブルロックから眺めるカナダ滝です。人生で一度は、この迫力を見ていただきたいです。私はナイアガラクルーズで滝壺へ向かうアトラクションに参加しましたが、日本のゲリラ豪雨を超えた貴重な体験が出来ます。もちろん、観光客は皆大喜びでした。ナイアガラの滝の周辺には、世界的に有名なアイスワインのワイナリーもありますので、ワイン好きな方は是非訪れてみてください。

モントリオール観光編…ケベック州の最大の都市で、人口や経済規模ではトロントに次いでカナダ国内2番目です。最大の特徴は、第一言語が英語ではなくフランス語であることです。私が初めて訪れた際、人々はフランス語を話し、看板の表記もフランス語だったので、大変驚きました。街の建物や雰囲気もヨーロッパ風なので、北米のパリと呼ばれる理由が良く分かりました。カナダの魅力が一段と増します

ノートルダム大聖堂

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1829年に完成したネオゴシック様式の建物です。モントリオール出身の歌手セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名な大聖堂です。西の塔は、忍耐と名付けられ、重さ10.9トンもの大きな鐘が備え付けられています。パイプオルガンも世界最大級で約7000本のパイプが使われています。ブルーの天井もとても印象的です。パリにあるノートルダム大聖堂は世界遺産に登録されています。ちなみにノートルダムは、フランス語で聖母マリアを意味します。

ジャックカルティエ広場 Jardin Nelson

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ヨーロッパ風の建物が並ぶサンポール通りの先にジャックカルティエ広場があります。ノートルダム大聖堂から数百mの距離です。広場の入口のモントリオール市庁舎前には、トラファルガー海戦で活躍したネルソン海軍司令官の記念碑が立っております。カフェやレストランが集まる広場周辺は、フランスの中のお洒落な街のようです。モントリオール市庁舎から旧港を結ぶ通りのような広場です。旧港ではクルーズツアーのアクティビティもあります。私は、「Jardin Nelson」というお店でケベック料理を食べましたが、美味しかったですよ。

モントリオール美術館

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1860年に創設され、現在旧館と新館があります。歴史的建造物である旧館と現代的建物である新館はシェルブルーク通りを挟んで向かい合っています。旧館はカナダ最古の美術館です。カナダ国内やケベック州の美術も紹介されていて、3万点以上の作品が展示してあります。私が訪問した時期は、シャガールの企画展を行なっておりました。美術館が好きな方は、モントリオール現代美術館も見てみると良いかもしれません。

バンクーバー観光編…2010年に冬季オリンピックを開催した場所です。街の中で、聖火台やトーチなども見ることが出来ます。都市圏人口は、カナダの中で現在3番目です。また、林業が最大の産業であるので、自然も多く、都会としての魅力も併せ持つ魅力的な都市です。バンクーバーに住む知人から聞いたのですが、映画制作も盛んで、ハリウッドノースとも呼ばれるいるようです。

キャピラノ吊り橋

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ノースバンクーバー地区にあるキャピラノ川に架かる吊り橋です。長さは約137mで、高さは約70mあります。人が歩く度にかなり揺れ、自撮りも上手く出来ません。(笑)ただ、吊り橋から歩いて見える景色は、とても美しい渓谷です。吊り橋を中心にアトラクションパークを形成しています。入口付近では、キアパラノというトーテムポールの収集品が展示されています。又、崖に沿う遊歩道であるクリフウォークやキャニオン展望台もあります。そして、吊り橋を渡ると、レインフォレスト展示品,ツリートップアドベンチャー,ネーチャーズエッジなど見所も満載です。

グラウス・マウンテン

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こちらもノースバンクーバーにあり、キャピラノ吊り橋からロープウェイ(スカイライド)の入口まで車で約10分位です。標高約1250mの山で、バンクーバーでは最高峰です。バンクーバーを見下ろせる環境は、この場所ならではの景観です。頂上付近では、ランバージャックショーという木こりのショーも1日3回あり、カナディアンジョークと観客の笑いで盛り上がる楽しいショーです。ショーの会場近くには、熊が2頭いました。日本の動物園にいる熊と違い、活発に動いていましたね。尚、頂上付近のエリアでは、本格的なジップライン,パラグライディング,ヘリーツアーなどもあります。

スタンレーパーク

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スタンレーパークは、バンクーバー市のダウンタウンの西にある巨大な公園です。公園には、トーテムポールパーク,バンクーバー水族館,プロスペクトポイントなどがあります。やはり、人気の記念撮影場所はトーテムポールパークです。私も初めて本物のトーテムポールを見ました。又、トーテムポールパーク近くで、摩天楼が広がるダウンタウンを眺めることが出来ます。バンクーバーで一番きれいな夜景を見ることが出来ると評判になっています。