セブ島留学(フィリピン留学)体験記
セブイチのゆーです。セブ島留学(フィリピン留学)は、SMEAGキャピタルキャンパスで学びましたので、留学体験記としてお伝えしたいと思います。
ウェルカムキット
入学の前日に学校に到着すると、ウェルカムキットと言って、最低限の生活必需品をいただける場合があります。SMEAGのウェルカムキットは、トイレットペーパー,歯ブラシ,歯磨き粉,石鹸,パンケーキ,カップラーメン,パイナップルジュースと他の語学学校よりも、ちょっと多いプレゼント。こうしたきめ細かいサービスは、留学生にとって嬉しいサービスになります。
初日のスケジュール
12:00~13:00 SA講師と面会,キャンパスツアーと昼食
13:00~15:00 オリエンテーション
15:00~15:30 休憩
15:30~23:00 アヤラモールへ両替と買い物
23時の門限まで自由時間
オリエンテーション
学校の様々な情報,規則,警告の種類,各同意書の内容等が載っている「RED DIARY」というものが配られます。どこの学校でも独自のルールがありますので、必ず全て確認しましょう。また、「RED DIARY」には日記を記入するページがあります。出来れば、毎日、講師に添削してもらってください。20日分の日記で記念品がもらえるようです。私の経験上、日記帳のある学校の生徒は皆Writingが向上しています。
レベルチェックテスト
レベルチェックテストはIELTSです。初めて受けましたが、回答の仕方も良く分からず困惑しました(苦笑)。SMEAGは資格に力を入れている学校なので、セブ島留学(フィリピン留学)では中級者から上級者向けの学校になります。ですから、入学して暫くの間、初級者は少々苦戦するかもしれません。
時間割とSA講師
06:40~08:00 Morning Sparta Aljun
08:40~09:25 1:1 L/S A Analyn
09:30~10:15 1:1 L/S B Analyn
10:25~11:10 Movie Class Karen
11:15~12:00 Movie Class Karen
13:00~13:45 1:4 Discussion A Vani
13:50~14:35 1:4 Discussion B Vani
14:45~15:30 1:1 R/W A Bea
15:35~16:20 1:1 R/W B Bea
16:30~17:15 Music Class Claire
17:20~18:05 Music Class Claire
19:00~19:45 Night Class Chona
19:50~20:35 Night Class Chona
SA講師とは、Student Assistantの略でしょうか。新人生徒が学校に慣れるまで、いろいろとお世話をしてくれます。私の担当はRoyでした。
多種多様な教材
ESLコースからBUSINESSコース,TOEIC,TOEFL,IELTSまで、それぞれ専任の講師が教えます。教材もかなり多種多様なものを作成しています。私はNight ClassでBUSINESSコースを選択しましたが、社会人にとっては面白い授業です。専任の講師が教えるので、中身の濃い授業になるのでしょうね。
Morning Sparta
Teacher はAljun です。ESLコースの方はBasic Grammarを学びます。初心者には大変有り難い授業になるかと思います。Grammarの復習にもなりますし、Speakingでも使えそうな例文がたくさん紹介されます。その他CNNとTOEICコースがあります。早朝からのスタートですが、毎日、席はほぼ埋まっていました。グループレッスンでも、質の高い講義を聞くと英語を学ぶ意欲が湧いてきます。
1:1 L/S AとB
Teacher はAnalynです。CNN等の海外ニュースを良く見ているようで、国際情勢等の話も出来て楽しかったです。ネイティブのような綺麗な発音でしたので、Listening力が向上したように感じます。ミンダナオ島出身のため、ミンダナオ特有の文化も教えてもらいました。
1:1 R/W AとB
Teacher はBeaです。フィリピン文化や若者の考え方について良く話しました。時折、私の夢なども伝えましたが、感動してくれました(笑)。深いところで理解し合えると、お互い尊重出来る関係を築けますね。まだ、年齢は若いですが器のある先生かな。
Movie Class とMusic Class
Movie ClassのTeacherはKarenで、 Music ClassのTeacherはClaireです。Movie Class とMusic Classは初めてでしたが、やはり初級者と中級者には難しく感じると思います。Movie Classでは、様々な映画を観るのですがアニメ映画は少しだけ理解しやすいように感じました。但し、Speakingのスピードはかなり速いです。Music Classの方は、英文の穴埋めをするディクテーションの練習をしました。
Night Class
Teacher はChonaです。生徒の適性に合わせた授業をしてくれます。前述した通り、私はBUSINESSコースを選択しました。やはり、ESLコースの日常会話と違うので、ビジネスに関わるVocabularyを増やさなくていけません。(例 リーダーシップのあるべき姿等)ただ、社会人経験者は授業に慣れてくると、会話の幅が広がるように感じました。毎回、「なぜ、あなたはそう思うのか?」と問われるので、自分の意見を考える訓練にもなるかと思います。私にとっては、一番学びになり楽しい授業となりました。
Golden Rules
今まで留学した語学学校の中で、先生が最もフレンドリーだったように感じます。ある先生に「なぜ、フレンドリーな先生が多いのか」と尋ねると部屋に貼ってあるGolden Rulesを指さしたのです。創業者や経営陣の考え方をしっかり理解して、実践していることに感銘を受けました。
学校の食事
数種類の中から、お好きなものを選べるビュッフェ式です。朝食は西洋式の朝食で、パンもしくはご飯,卵,ソーセージ,野菜のおかず,スープ,フルーツなどの少し軽めのメニューです。昼食と夕食は、パンもしくはご飯,野菜のおかず2品,お肉のおかず2品,スープ,フルーツと毎日日替わりです。生徒も日本人,韓国人,台湾人,ベトナム人,ロシア人など国籍が多様なので、フュージョン料理を提供しています。
LECHON PARTY
4週間以上留学すると、学校の食事以外のものも食べたくなります。余裕があれば、たまに気分転換に外食するのも良いと思います。中長期の留学生のために、SMEAGでは定期的にLECHON PARTYがあります。私も運良く食べることが出来ました。他にも定期的にMANGO PARTYなどもあるようです。少しマンネリ気味になった際、こうしたPARTYは良い刺激を与えますね。
学校のジム
学校内に本格的なジムも完備しております。生徒数が増えた時は混み合いますので、早朝か夜遅い時間の利用をおすすめします。留学先で運動したい方は、日本からトレーニングウェアやシューズを持参した方が良いかもしれません。また、グループで楽しめるビリヤードや卓球台も複数台置いてあるので、気分転換に活用したいですね。
私の卒業式
卒業式のスピーチでは、通常は先生方との思い出を話し、御礼を言うことが多いのですが、私はいつも自分の夢と理想を語ります。夢の一歩として、日本とセブ島そしてフィリピンとの架け橋になりたいと考えています。全ての卒業生のスピーチが終わると、先生の一人が面白いダンスを披露しました。それに倣い、サウジアラビアの卒業生もダンスを始めました。イスラム風の音楽が流れていたので、事前に準備をしていたのでしょう。さすがに、サウジアラビアのダンスは初めて見ましたが(笑)。記念撮影の時に、仲良くなったTeacher Michaelが駆けつけてくれました。
仲良し先生とのディナー
卒業式の後は仲良しの先生方と食事に行きました。キャピタルキャンパス近くにあるDon Juanというレストランです。こちらはおすすめのお店で、フィリピン料理をもとにした多国籍料理を提供してくれます。注文した料理は全て美味しかったです。食事中は仲良しのMichaelの完全な一人舞台で大いに盛り上がりました。先生の友達を増やす近道は、一番親しい先生に紹介してもらうことです。ある意味、日本と同じかもしれませんね。セブ島留学(フィリピン留学)ならではのOne to oneの授業は、先生と生徒の距離が近いので親しくなります。留学期間中に交流を深めて、一生涯の友達をつくりたいですね。
留学の合間にセブ島観光
今回、ご紹介するサント・ニーニョ教会,マゼラン・クロス,サン・ペドロ要塞は、徒歩圏内にありますので便利です。半日あれば、十分見て回れます。
サント・ニーニョ教会
1565年に建てられたフィリピン最古の教会です。マゼランがファナ女王に贈ったサント・ニーニョ像が納まれています。サント・ニーニョとは「聖なる幼き子供イエス」という意味です。現在は教会の守護聖人となっております。私はサント・ニーニョ祭りのシヌログ(毎年1月第3日曜日)の頃に訪問したのですが、やはり年間でも一番混み合う時期でした。サント・ニーニョ像へのお祈りは1時間以上の待ちでしたが、教会内は自由に入ることが出来ました。
マゼラン・クロス
1521年に建てられた木製の十字架です。マゼランがフィリピン人初のキリスト教徒として洗礼を受けたフマボン王,ファナ女王,400人の臣下のために建立したと言われております。1834年にマゼラン・クロスを守るため、八角堂がつくられました。堂の天井には当時を物語るような絵が色鮮やかに描かれています。キリスト教の歴史では重要な場所なので、特に欧米人の観光客が多かったように感じました。
サン・ペドロ要塞
スペイン統治時代に港近くの独立広場に建てられたフィリピン最古の要塞です。1565年に木造で建設され、1738年には敵対するムスリム勢力に対抗するために珊瑚石で改修されました。この要塞は、旧日本軍の大砲があったり、日本軍の捕虜収容所として使用された歴史もあります。展示コーナーでは、要塞の成り立ちやフィリピンの歴史も学ぶことが出来ます。独立広場の公園はフィリピンの若者にも人気のある場所のようです。