カナダ留学体験記【出口 真帆 様】


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学校の雰囲気

ILSCトロント校に2024年8月に入学しました。4週間を1セッションとしており、私はセッションの途中から入学しましたが、同じクラスの中では、すでに半年近く滞在している生徒が多かったです。人口比率では特にアジア系と南アメリカ系の生徒が多く、アジアでは日本人、韓国人、台湾人、南アメリカだとブラジル人、メキシコ人、コロンビア人などが来ていました。

生活上の注意点

基本的に治安はよく、街並みもきれいです。
注意点としては、寮の洗濯機が壊れてコインランドリーに行くというハプニングがあったのですが、コインランドリーでは紙幣やクレジットカードが使えなかったので、両替機がない場合に備えて、コインを用意しておくといいと思います。また、私は長袖をほとんど用意していませんでしたが、トロントは8月でも午前中がかなり冷え込む日があったので、長袖を何着か用意することをお勧めします。
食事については地元のスーパー(アジア系スーパーもあります)を利用し、特に不便はありませんでした。ただ、自販機やコンビニをあまり見なかったので、いつも水分を持ち歩くようにしていました。また規則正しい生活を心がけ、夜はあまり出歩かないようにしていました。
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初日のスケジュール

登校後オンラインのオリエンテーションを受け、終了後はそのまま授業に参加しました。

オリエンテーション

初日にオンラインオリエンテーションを受けました。学校のポリシーや授業についての説明の後、質疑応答の時間がありました。説明の中で、「多額のお金と時間を費やしてきているのだから、それを無駄にしないように」という話があり、とても身が引き締まりました。

時間割

私は、1日に受講できる最大数の授業を取れる、Full Time Intensiveというコースを受講しました。

  8:30~9:45   授業①前半 (Communication I4)
10:00~11:15 授業①後半
11:15~11:45 昼休憩
11:45~13:00 授業② (Pronunciation Intermediate 1&2)
13:15~14:15 授業③ (International Current Events)

授業

授業のクラスは、渡航前に受けた入学試験によってレベル分けされていました。
1つ目の授業は、英語の教科書を使った総合的な授業です。授業の中では、4人1組のグループで会話をする時間と、リーディング、リスニング、文法、ライティング問題を解く時間がミックスされていました。高校などでやる英語の授業を、オールイングリッシュでやられている感覚に近いかもしれません。常に英語で考え、グループで自分の意見を話さなくてはならないので、朝から頭をフルに動かしました。
2つ目の授業は発音の授業です。少しでも曖昧な発音をすると、先生が「Dictionary open!」と言って皆に発音記号を調べさせていました。生徒それぞれの出身地域によって苦戦する発音が違うので、お互い助け合いながら進められた印象です。和気あいあいとしたクラスの中で、自分の英語の発音の課題が見つけられて、とても楽しい授業でした。
3つ目の授業は、国際問題や政治について意見を交わし合う授業でした。この授業では南アメリカから来た生徒が多く、最初の数日は慣れないアクセントの英語が聞き取れずに苦戦しました。しかし、クラスメイトの発音に慣れて、自分も言いたいことを整理して英語で言えるようになってきてからは、毎日刺激をもらえる授業になりました。特に、いろんな国籍の人に対し、宗教やその国の政治問題についてズバズバと聞きあえるクラスだったので、全く知らない価値観を学ばせてもらいました。
(2つ目の授業で使ったDictionary と、友人がくれたケベックのお土産)

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アクティビティ・放課後

学校ではほぼ毎日、放課後にアクティビティを提供していました。週末には、ナイアガラの滝ツアー、NYツアー、ケベック・モントリオールツアーなどが催行されていました。クラスメイトはよく週末のツアーに参加していました。私は短期滞在だったので、放課後はアクティビティに参加する代わりに、語学学校の友人たちとピクニックやランチに行きました。
(Riverdale Parkでのピクニック、クラスメイトおすすめのジェラート屋さん)

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卒業式

私は2週間の滞在だったので、特に卒業セレモニーはありませんでした。
代わりに、ILSCトロント校では、カナダの国旗を地元のダララマという店で購入し、そこに友人同士で母国語のメッセージを書きあう文化があったので、最終日には友人たちがメッセージを書いて送り出してくれました。

カナダ留学インタビュー【出口 真帆 様】