セブ島留学の費用は本当はいくらかかる?内訳は?


Colorful background of Philippines currency banknotes close up view.

結局のところ、留学費用は全体でいくら?

やはり、一番気になるのは値段ですよね。予算オーバーでは留学いけませんから。

「フィリピン・セブ島留学は全体でどのくらいかかるの?」

ネットでは「1ヶ月10万円~!」という謳い文句や、「実際30万円くらいかかったよ」という口コミがあふれててよく分からなくなってきますよね。
こんな質問に対して、だいたい15万円くらいです!とか30万円くらいです!といった感じで、こちらとしてもサクッと返答したいところなのですが…実は条件が何百通りもあり、値段もそれによって2倍・3倍と変わってきてしまうところでもあるので、一概にいくらとは言えないのが実際です。

けれども、あえて一言で答えるとするならば、一ヶ月で25万円くらい!というのが妥当なラインでしょうか。
 

一ヶ月留学で約25万円!が目安

一ヶ月(4週間)の留学で総額25万円くらいというのを、まずは一つの目安としてみて下さい。ただし、上記でも述べたように条件によって値段はかなり変動するので、まずは基準値として設定していただくイメージが良いかと思います。

費用の謎を紐解いていくために、留学費用に影響する条件とはどんなものがあるかを、まずは知ってもらえればと思います。

【全体の留学費用に関わってくる要素】
1.留学期間(何週間いくのか)
2.留学先の学校
3.宿泊施設のタイプ(寮なのかホテルなのか)
4.宿泊部屋の人数(1人部屋か相部屋か)
5.受講するコース
6.日本でお住いの地域や出発時期
7.現地での過ごし方(外食の頻度やアクティビティに参加するか)
※詳細は以下、本記事内でまとめてあります。

上記であげた目安25万円というのを、もう少し細かく説明すると、
「比較的安めな学校への4週間留学で、宿泊は寮での共同生活、受講コースは一般的な英会話を中心としたものを選択し、日本では首都圏にお住いの場合」
での費用だと考えてください。

 

一ヶ月11万円の学校もあるって本当?!(授業料・宿泊費・食費込み)

安い学校だと、一ヶ月(4週間)の「留学費用」が11.4万円という学校もあります。

でも、この「留学費用」には何が含まれているんでしょうか?
この留学費用には、授業料(1日7時間のレッスン)と宿泊費、食事代(毎日の3食分)が一般的には含まれています。

しかし、航空券や留学保険、現地でのビザ代等は含まれませんので、正確には留学全体にかかる「総費用」と言えません。それでも「留学費用」と表現を変えれば、まぁ嘘ではないです。。
逆に、高いところだと「留学費用」だけで一ヶ月31.4万円の学校もあり、食事も朝食しか提供されません。(それでも欧米留学と比較すれば安い方ですが)

3D Academy(スピーチラボ)

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留学総費用を左右する7つの要素

このように、条件によって変わる費用の幅がすごいんです。ネットで見かける言葉を信じると、あれっということになります。
※お客さまから「一ヶ月で10万円くらいで行けると聞いたのに…」という事もよく言われます。
そこでまずは、以下留学料金の仕組みについて、是非熟読してください。セブ留学に必要なお金の正体がわかります。

1.留学期間

留学期間は週単位で決めます。例)一ヶ月なら4週間、半年なら24週間など
留学期間が長くなると当然値段も上がりますが、各学校独自の長期割引や弊社セブイチのキャンペーン対象となりお得に留学できる場合も多いです。

2.留学先の学校

学校によっても、料金設定は様々です。また、値段がドル表記となっている学校も割と多いので注意が必要です。ドル表記となっている場合は、見積もり時の為替によって値段も変動します。また、日本資本の学校と、韓国資本の学校がありますが、韓国資本の学校の方が比較的料金が安めな場合が多いです。

3.宿泊施設のタイプ

学校内部寮(ドミトリー)、外部ホテル寮、ホテル併設寮、コンドミニアム寮…スタンダードルーム、デラックスルーム、エグゼクティブルーム等々、部屋のタイプも様々で、名称も学校によって異なります。学校によっては複数のタイプを有しているので、好みに合わせて選択が可能です。
基本的に内部寮(ドミトリー)タイプの部屋は安く、ホテルタイプやコンドミニアム(分譲マンション)タイプとなると、値段は高くなる傾向があります。
料金の安さや、お部屋のキレイさ、1人の時間が確保できるなど、自分にとって外せないポイントは何かを決めておくと選びやすくなります。

4.宿泊部屋の人数

部屋の人数も好みに合わせて選ぶことができます。プライベートな空間を確保したい方は1人部屋がお勧めですし、共同部屋を選べば各国籍のルームメイトと英語漬けの生活を送ることもできます。選択肢は留学先の学校や宿泊施設のタイプによって様々ですが、1人部屋・2人部屋・3人部屋・4人部屋・5人部屋・6人部屋などがあります。部屋の人数が多くなるほど、値段も安くなっていきます。

5.受講するコース

受講するコースによっても値段が変わります。一般的には、1日7コマ×50分でマンツーマン授業4コマ、グループ授業3コマ等となっているものが多いです。(ESLコース・Generalコース・スタンダードプランなど。学校によって名称やコマ数は異なり、1コマあたりの時間が長い学校もあります。)
学校によって様々なコースがありますが、例えば、より1日のマンツーマン授業が多いコースを選択したり、TOEICやIELTS等の試験対策コースを選択したりすると値段は高くなる傾向にあります。

6.日本でお住いの地域や出発時期

この項目は航空券の値段が関わってきます。日本でお住いの地域や出発時期によって、留学総費用に変動が出ます。
例えば成田空港からだとフィリピン航空の直行便(往復)で約6万円が平均的ですが、お盆シーズンや年末年始となると値段は倍近くまで跳ね上がることもあります。逆に直行便がない地域でも、ソウルやマニラでの乗り継ぎ便を利用すると値段は安くなるケースも多々あります。(出発から到着までの時間は長くなってしまいますが)

7.現地での過ごし方

これは個人によって大差が出ます。休日に旅行したりすると当然お金はかかりますし、食事を外食メインにしたり、バーに通ったりという生活リズムでも費用は高くなります(食事は基本的に学校で3食提供されます)。逆に、放課後も休日も校内か宿泊施設内にいれば、基本的には無駄な出費を抑えることができます。
 

留学費用には「日本で支払う分」と「現地で支払う分」、「その他費用」がある

この辺りまで読み進めていただくと、留学費用に関してザックリと答えてしまうのが非常に困難であることがお分かりいただけるかと思います。
留学費用に関してさらに言うと、料金はどの学校も「日本での支払い分」と「現地での支払い分」に分かれています。

上記で使用した言葉を引用するなら、「日本での支払い分=留学費用」となり、いわゆる授業料・宿泊費・入学金・食費などが含まれます。
「現地での支払い分」は、就学許可証というものの申請費用や学生証の発行、寮の水道光熱費などが含まれ、現地で学校に直接支払う費用です。
「その他費用」は航空券代や留学保険、現地でのお小遣いなどが含まれます。

この3つを合計した金額が「留学の総費用」といったイメージです。
それぞれの金額について、以下まとめてみました。

 

日本での支払い費用について

各校料金比較(セブイチ パンフレット)

各校料金比較(セブイチ パンフレット)


日本での支払い費用は、留学のお申し込み後に弊社セブイチへお振り込みいただく料金です。

【日本での支払い費用項目】
・留学費用(授業料・宿泊費・食費込み)
・入学金(または登録料)

セブイチサイト記載の各校留学費用やパンフレット記載の料金(上画像)に、入学金(15,000円の学校が多い)を足したものとなります。
各学校への留学費用には、「授業料・宿泊費・食費」が含まれます。ただし、食事に関しては、オプションとして別料金で追加する必要があったり、朝食のみ・朝昼食のみ提供の学校もありますので注意が必要です。
その他、空港ピックアップ費用や、海外送金手数料などが含まれる学校もあります。
 

現地での支払い費用について

現地支払い費用例(CIJアカデミー)

現地支払い費用例


各種ビザ代やデポジット(保証金)、教科書代や光熱費等は、学校到着後に現地でお支払いいただきます。通貨は現地のフィリピンペソでお支払いとなりますが、デポジットに関しては米ドルが使える学校もあります。

【現地での支払い費用項目】
・SSP(学生ビザ)
・ビザ延長費
・ACR-Iカード(外国人登録証)
・デポジット(保証金)
・電気/水道代
・教材費
・帰国時の空港使用税

ビザに関しては日本での事前申請は特に必要ありません。学校到着後、校内スタッフが代行をしてくれます。ただし、ビザは滞在期間によって延長手続きする必要があり、その都度料金を支払い更新する形となります。延長費用も、何度目の更新かによって値段が変わります。また、60日以上滞在する方はACR-Iカード(外国人登録証)の手続きをする必要があります。

デポジットは、宿泊施設の破損や備品の紛失等が特になければ、最終日に返金されます。電気代や水道代は使用量に応じて部屋ごとに支払いとなっている学校が多いですが、週ごとに固定料金となっている学校もあります。共同生活(2人部屋〜6人部屋)の場合は、全体の使用量を人数で割った値段となります。教材費(教科書等)については、コピーで対応できる場合も多いので、短期留学の方は特に購入する必要はないでしょう。

その他、学校によっては空港ピックアップ料や管理費用、海外送金手数料や校内IDカード発行料などがかかる場合があります。延泊や追加授業を希望される際も現地での支払いとなりますが、学校のシステムや部屋の空き状況によってご希望に沿えないこともあります。
現地での支払い費用についてもセブイチサイトの各学校料金表に掲載してありますので、そちらもご参照下さい。
 

現地での生活費(その他費用)について

写真提供:3D Academy

写真提供:3D Academy

以上まででご説明させていただいた料金の他に、個人の現地旅行費や交際費、日本へのお土産代などが別途必要となります。これに関してはお客様それぞれで天地の差があるので、具体的な値段を提示するのは非常に難しいのですが、平均的には一ヶ月につき2〜3万円くらい使う方が多いかと思います。
ただし、食事も基本的には校内で提供されるため、放課後や休日の外出を控えれば限りなく費用を抑えることも可能で、究極的には帰りのタクシー代200ペソ(約500円)のみで済ますということも不可能ではないです(ただし、全く現実的ではないですが)。
 

まとめ

こうしてみると、留学にはいろいろなお金が必要になるのが分かります。いつどんなお金が掛かるのか分からないと、エージェントや学校から出てきた見積りが高いのか安いのかも判断できなくなってしまいます。
それでも、セブ留学については、上記のように大きく「日本で支払う費用」「現地で支払う費用」「その他費用」という感じで分かれてくることを抑えてもらえれば、検討しやすくなると思います。この3つの項目に分けたお見積りも作成してご案内できますので、正確な費用が知りたい方はセブイチまでお問い合わせください。