セブ島留学インタビュー 【阿部 悠矢 様】
Q セブ島留学を決めたきっかけを教えてください
A セブイチの留学相談会に行った際、たくさんの留学先の特徴を聞けました。そこで、自分に一番合っているのはセブ島留学だと分かったので、セブ島留学に決めました。カナダ留学、インド留学、南アフリカ留学、マルタ留学、イギリス留学などから比較して選びました。留学を成功させる上で、自分に合った留学先を選択することは、とても重要なことだと思います。
Q セブ島留学された語学学校・コース・期間は？
A 語学学校はSMEAG CAPITALで、コースはSPEAKING MASTERになります。期間は4週間です。
Q SMEAGの授業はいかがでしたか？
A 自分の場合は6：40～20：35までみっちり授業でした。1対1の授業、4人グループ授業、自由参加の授業の3種類がありました。1対1の先生は陽気な人で話し始めると盛り上がって止まらない感じでした。お互いに1時間半しゃべり倒す（笑）みたいな感じでエキサイティングでした。話も日常のことから社会のこと、宗教のこと、先生の暮らしのこと、自分が興味ある事をバンバン質問しました。語学だけじゃなくフィリピンのことも学べました。先生が柔軟なので教科書に縛られず、自由に授業をしてくれました。
4人グループの授業では、韓国人2人と日本人2人のクラスでした。超仲良くなって、サウナや海などに遊びにも行くようになりました。授業では、主に電話対応の練習とプレゼンの練習をしました。やる時はやる、笑う時は笑うで、すごくメリハリがあって最高でした。自分が卒業する時には、授業中に歌を歌ってくれて最高に盛り上がりました。自由参加の授業では、プレゼンの授業を取りました。4週間のうちに4回もプレゼンをしました。すごくタフな授業でしたが、すごく鍛えられました。
最初の1回目は失敗してオーディエンスも全然理解させることが出来ませんでした。2回目の説明は何とか上手くいったのですが、最後に先生から問われる質問に答えることが出来ずに沈没しました。3回目にやっと成功して、最後までやり遂げれました。最後の4回目には自分で「授業を創れ」という難題をいただいて（笑）、45分間もプレゼンをしました。授業の後、数人から「感動した」という声をいただきました。自由参加だから逃げることも出来たけど、やり抜いて本当に良かったなと思っています。楽しいだけでなく、ほんとに鍛えられる授業でした。
Q セブ島留学前と留学後の英語力は？
A 留学前の英語力（Speaking）は日常会話もままならないぐらいの英語力でした。留学後は日常会話は臆することなく話せるようになりました。英語で考える回路が出来ていきました。また、一番大きかったのは自分の英語は話して人に伝わる、人を喜ばすことが出来る、という成功体験を積んだことだと思います。話す能力があっても、ほんとに伝わるのか分からない、怖いというハードルが、一番英語を話せなくしていると思います。その壁をぶち壊すには英語で話せた経験が一番効いてくると思いました。
Q 留学で最も楽しかった思い出は何ですか？
A 留学で仲良くなった友達と一泊二日の旅行に行ったことです。初めての
透き通る青い海でのダイビングやクルーズ、ビーチバレー。何とジンベエザメとも泳いだりもしました。久しぶりに熱い青春を過ごしました。透明感のある海に心癒され、友達とホテルで夜まで話し、夜のビーチでは輝く星空をみんなで見上げたりしました。ほんとに素晴らしい思い出です。
Q 留学で最も大変だったことは何ですか？
A 日本語を話さないことです。自分は英語回路を作りたかったので、英語縛りをしました。周りの日本人の友達が日本語を話している中で、自分は話さないというのは大変でした。最初友達がいない時は、同じ言語の人で固まってしまいます。やはり、その時はみんな母国語を話してしまいます。おそらく、孤独感や寂しさなどがあるからです。そうした環境で、自分だけ英語で話しかけるのは、もしかしたら友達が出来ないかもという不安との戦いでした。でも、それを乗り越えたら、外国の友達は増えてくるし、英語回路も早く作れました。英語縛りは大変でしたが、是非皆さんにもおすすめします。
Q クラスメイトやルームメイトとの思い出は？
A クラスメイトとの一番の思い出は、卒業の日に授業の最後でみんなで歌い合ったことです。卒業1週間前に先生から「Yuya, you must sing before graduating！Haha.」「No！I can’t sing alone, if you sing with me I can.」という会話が始まりでした。実際、先生は歌わなかったのですが、他のクラスメイトがなんか乗ってきて歌うようになりました。当日は歌う前にメッセージをもらい、とても感動しました。自分のクラスメイトは韓国人だったので歌の内容は全然分からなかったけど、韓国人の中では有名みたいで盛り上がっていました。今でも、あの盛り上がりが目に浮かびます。最高に楽しかったです。
Q 留学中カルチャーショックは感じましたか？
A 一番のカルチャーショックは、車の運転です。フィリピンのセブ島で、初めて車に乗った時は死ぬかと思いました。車間距離が近いの近いの。おそらく、1メートルもないぐらいまで近づいていました。そして、クラクションの嵐。もうそこら中でクラクションが鳴っています。後で聞いたのですが、クラクションは「自分ここにいますよ」という合図みたいです（笑）。
Q 留学中に気を付けたことはありますか？
A おなかを崩さないようには気を付けました。私は現地の食べ物を食べてみたかったので、いろいろなものに挑戦しました。おなかは崩したくなかったのでローカルのものを食べた時は整腸剤を必ず夜飲むようにしました。ショッピングモールの中にある食べ物屋さんは比較的大丈夫なのですが、露天にあるお店で食べる時は注意が必要です。まず、氷は気を付けてください。なぜなら水道水で作られている可能性があるからです。他には、火の通ってないものは少ない量にするなど工夫をしました。気を付けていれば問題はありません。南国のフルーツやフィリピンの伝統料理は美味しいので、是非試してみてください。
Q 語学学校のActivitiesには参加されましたか？
A 自分は参加しませんでした。参加しても良かったのですが、その前に友達に誘われることが多かったり、縛られずに自由に行動したかったからです。留学して、直ぐに友達を作りたい方には、学校のActivitiesはおすすめです。ジンベイザメと泳げるオスロブ観光は人気があり、多くの方が参加しました。自分の友達でも、このActivitiesに参加してから、友達の輪が広がったと言ってる人が多かったです。
Q 留学中の休日はどのように過ごされたのですか？
A お金との相談もあったので、滞在5週間で海に出かけたのは2回です。でも、十分に楽しめました。小型の船で島と島を行き来したり、ジンベイザメやウミガメと一緒に泳いだり。
ただ砂浜でぼーっとして、さざ波を聞くだけだったり。夜の海岸で星を眺めたりと、とても充実した海での休日を過ごせたと思います。海に行かない通常の週末は、1日は勉強で1日は遊びということが多かったです。やはり、英語力を上げたければ復習は大事だと思います。平日にこれは大事だと思った英文を覚えるのが一番効果的でした。遊びでは、バーやロ－カルマーケットに行ったり、またヘナタトゥーを入れに出掛けたりもしました。この時も英語を話せたのは、すごく良い経験になりました。
Q 留学したことでどんな影響がありましたか？
A もう一人の自分を創ることが出来たと思います。やはり、日本語を話している自分と英語を話している自分では人格が変わります。英語の時は、ストレートにバンバンと言うことが出来ます。また、自分の意見を「まず」述べることが大切なので、いい意味で人のことを気にしすぎることなく自分の意見を言えるようになります。「No,I don’t need.」「I think that ~ Because~」みたいな感じです。自分の意見を伝える恐怖心が、かなり少なくなりました。世界にはいろんな考え方の人がいて、それぞれ自分で考えて、行動しています。国ごとに人ごとに違う。自分の意見を話すことは全く悪いことではないし、逆に英語だったら言わないとやっていけない。自分を出すのが怖くなくなって、しっかり自分の意見を言える自分になりました。これが一番大きな影響です。
Q セブ島留学に考えている方へメッセージお願いします
A 留学は自分を変えるチャンスです。知らないことばかり、伝わらないことばかり、初めてのことばかり。その中で、自分で分からないなりにも、何とか会話をしていったり、友達を一から作ったり、人前で意見を言ったりします。チャンスだらけです。乗り越えて出来たと思ったら、次の波が直ぐに来ます。波にのまれてる最中に、次の波が来たりします（笑）。ここで、失敗しても何にも痛くありません。だって、周りのみんなも失敗しながら前に進んでいる人達ばかりだから。諦めないで進み続けたら、ある時「あ、こんなに楽しく外国人としゃべってる」と気が付きます。
留学が終わる頃には「あれこんな、普通に自分から会話しに行ってるじゃん」とか「笑いながら話してるじゃん」「自分の意見言えてるじゃん」って、今までとは違う自分を発見します。自分の世界も広がるし、自分も変えることが出来ると思います。外国の友達が出来たら、今度その人の国に行ってみようと将来の楽しみも出来ます。簡単なことばかりじゃないですが、その中で走り抜いた留学は、本当にかけがえのない記憶になると思います。皆さんが留学を通して、心から変わったと思えますように、そして世界が広がり、見る世界が明るくなりますようにお祈りしています。最後に好きな言葉を載せておきます。「勇気があるから行動出来るのでない、一歩踏み出すから勇気がついてくるのだ」
