ニュージーランド留学体験記


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セブイチのゆーです。ニュージーランド留学は、NZLCオークランドキャンパスで学びましたので、留学体験記としてお伝えしたいと思います。

学校の雰囲気

atomosphere
私が留学した1月中旬の生徒の国籍比率は、南米の方(基本的にブラジル人が多いです)約40%,アジアの方(日本人,韓国人が多いです)約35%,ヨーロッパの方約10%,そして近隣諸国のニューカレドニア人などが約10%,その他約5%といった感じでした。クラスメートにフランス領のニューカレドニア人も何人かいました。ヨーロッパの文化に馴染みのある彼らも、近場のニュージーランドに留学に来ています。私としては、初めてのニューカレドニア人の友人が出来て嬉しかったです。

生活上の注意点

importantpoint
1番の注意は気候だと思います。私が訪れた1月は夏の時期なのですが、あまり暑くならなかったですね。昼間に少し暑くなっても、朝夕は割と冷え込みます。カーディガンやパーカーなどもあると便利です。私はショートパンツを持参したのですが、ほとんど穿く機会はありませんでした。物価は日本よりも高く、オーストラリアの物価に近い感じです。ただ、生活する上では快適な国だと思います。

初日のスケジュール

schedule

08:00~09:10  Check in/Speaking Tests
09:10~10:10  Placement test
10:10~10:45  Hand back documents
10:45~11:05  School Tour
11:05~11:55  Orientation
11:55~12:10  Homestay orientation
12:10~13:00  Lunch
13:00~13:15  Class placement slips
13:15~15:15  Lesson
15:15        End of the day/Student support/Conversation practice

オリエンテーション

orientation
オリエンテーションは、基本的に学校のルールを説明します。例えば、English Only Policyの徹底などです。こちらも徹底出来ていないと留学の効果は半減します。Course Optionの説明では、CELTAやTeacher Training(TESOL/TECSOL)のことも触れられました。先生の資格を取得するための授業なので、NZLCのクオリティを感じますね。Transport Discountの案内では、Studying16+Weeks=Bus Discountが可能との情報提供がありました。新入生には、とても大事な情報が盛りだくさんだったように思います。

新年度直ぐの入学

admission
私は1月の最初の月曜日に入学したのですが、新入生は何と100人以上。オリエンテーションも3つか4つ位のグループに分かれて行なっていました。時期もあったかと思いますが、こうした規模のオリエンテーションは初めての経験でした。ただ、クラスメートも新入生ばかりなので、非常に仲良くなりやすいです。留学生にとっては、新入生が多い方が、変なしがらみがないので、コミュニケーションをとりやすいと思います。

時間割

timetable

Class Time Class Name Teacher
09:00~10:30  Morning Class Jessica
10:30~10:45  Morning Break
10:45~12:15  Morning Class Jessica
12:15~13:15 Lunch Break
13:15~15:15 Afternoon Class Fabio

初日のテスト

test
テストはSpeakingから実施します。インタビュー形式の質問をされ、回答するものです。時間は5分程と短く、目的や改善したい点などを聞かれたように思います。インタビュー形式のテストは、特に緊張はしないので好きですね。次にWriting testが15分程ありました。確か自分のホームタウンに友人を招き、観光したい場所を尋ねる手紙を出す課題だったと思います。手書きではなく、パソコンを使用したWriting testは初めてでした。最後にReading/Grammar/Vocabulary testが4択の60問で制限時間45分で実施されました。Speaking以外は、全てパソコンを使用したテストだったので、とてもやり易かったです。

授業後の楽しみ

afterschool
授業後は、基本的に興味のあるActivitiesに参加するのが王道ですかね。私は、Activitiesに参加後、度々、美味しいコーヒーショップ巡りをしておりました。ニュージーランドのコーヒーはレベルが高いです。ラテも日本のものよりも濃いので、私好みです。ラテよりもさらに濃いフラット・ホワイトというニュージーランドならではのコーヒーもあります。どのお店も一定のレベルを保ち美味しかったのですが、多店舗出店している「Mojo」というお店は特に私のお気に入りのコーヒーショップになりました。

Morning Class

morningclass
この授業は、Teacher Jessicaです。ニュージーランド人なのですが、片親がコロンビア人のハーフです。Jessicaは、創造的な授業を提供する先生の一人です。初日に自己紹介の後に、Name Gameをやりました。先生が自分の名前を言うと、次の生徒は先生の名前と自分の名前を言わなくてはなりません。最後の生徒は、自己紹介した生徒全員の名前を言わなくてはならないので、必死で生徒の名前を覚える必要があります。2日目の授業では、ニュージーランド留学の①Achievements②Reasons③Goalsを考える機会を与えられ、Writingの課題を提出しなくてはなりませんでした。クラスメートが全員新入生だったことも考慮してますね。又、ユニークな授業としては、英語の学習方法が教室の壁に10個程貼ってあり、その中から自分が実践出来そうなものを2つ選択します。その後で、クラスメートとなぜそれらを選んだのかディスカッションします。私は、Internetで学ぶ方法と言語を交換して学べるパートナーをつくる方法を選びました。毎日1つ位は、ディスカッションするテーマを与えられたように思います。具体的には、「Never judge a book by it’s cover」などです。自分の考えを持ち、多国籍の方と意見交換するのは、国際センスを磨く上で大切だと思います。

Afternoon Class

afternoonclass
この授業は、Teacher Fabioです。ネイティブではなく、イタリア人です。私の経験から言うと、あまりネイティブの先生にこだわる必要はありません。ノンネイティブの先生は、ユニークで実力のある方が多いからです。彼の授業は、とにかく会話重視でした。例えば、「When was the last time you went to a party?」「Whose party was it?」「How many people were there?」「How often do you go to parties?」などをクラスメートと会話して、その後に「Start conversation」⇒「Introduce yourself」⇒「Keep the conversation」⇒「Talk to somebody else」の流れとポイントを教えてもらいました。やはり、「Where do you come from?」「What do you do?」は、「Keep the conversation」の要ですかね。(笑)午後の少し眠い時間帯に席を立ち、実践重視の授業を受けるのは、生徒にとって良いことです。

学校のActivities

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私が留学した時期のActivitiesを具体的に紹介します。参加費が無料のものとしては、Conversation Practice,Job Preparation Workshop, Sport Day,CV Check(Job Preparation Workshopのフォロー)などがありました。やはり、ワーキングホリデーの制度があるため、仕事を見つける手助けをするActivitiesも充実してますね。有料のものは、SANDBOARDING 30NZドル, SURFING DAY 70NZドル, SKY TOWER 15NZドルなどがあり、ニュージーランドの特徴が出たActivitiesになっております。

卒業証書授与

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Morning Classが終わると、卒業証書が授与されました。Morning ClassのTeacher Jessicaとツーショト。卒業式はなかったのですが、クラスメートと自撮りしたり、全員で記念撮影出来たのは良い思い出になりましたね。撮影後は仲の良いブラジル人のGabrielaやMateus達とランチに出掛けました。

仕事探しのお手伝い

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無料のActivitiesの中で、Preparation WorkshopとCV Checkは仕事探しのお手伝いをするものです。要は、履歴書(CV)の書き方のポイントを懇切丁寧に教えてくれます。日本では、私はいつも面接する側ですので、英語で面接のポイントや心構えを聞くのは面白かったですね。日本でもしっかり履歴書が書け、社会人のルールを知っていれば、特に問題はないように感じました。ワーキングホリデーで来る方は、社会人経験がない方もいると思うので、定期的にこういったActivitiesを開催するのは大賛成ですね。尚、英語で記載されたサンプルの履歴書もいただけますので、実用的です。

留学の合間にオークランド観光

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スカイ・タワー…地上328mで、南半球で一番高いタワーです。入場料を支払うと、186mの高さのメイン展望台(LEVEL51)や220mの高さのスカイデッキ(LEVEL60)に行くことが出来ます。オークランド市内を見渡すことが出来るので、おすすめですよ。190mの高さ(LEVEL52)には、オービットというレストランがあり、何と1時間ごとに1回転します。まさに回転タワーレストランです。そして、192mの高さには、SKY WALKとSKY JUMPというスリリングなアクティビティがあります。1.2mの幅のデッキを歩くのは、少し勇気があれば挑戦出来ますが、192mから時速85kmで地上へ飛び降りるのは、相当な覚悟がいりますね。私はちょっと…(苦笑)。

ブリトマート駅周辺とクイーン・ストリート

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オークランドの中心は、ブリトマート駅周辺にあります。スカイ・タワー,ヴァイダクト・ハーバー,ニュージーランド海洋博物館,ウィンヤード・クオーター,オークランド美術館などは全てブリトマート駅から徒歩圏内です。ウォーターフロントエリアには、クルーズ船や数多くのヨット,ボートが係留していて、「帆の街」と呼ばれるのも納得です。このエリアには、とてもお洒落なレストランが集まっていて、いつも観光客でにぎわっておりました。又、ブリトマート駅近にクイーン・ストリートという地元ブランドから高級ブランドまで立ち並ぶ洗練された通りがあります。日常生活する上で、利便性の良いオークランドの商業のメインストリートです。

クルーズとデポンポート

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オークランド周辺には、数十の島があります。私は、ワイテマタ・ハーバーを周遊するクルーズに参加しました。海から見る小島やスカイ・タワー,ダウンタウンは新鮮ですね。クルーズの後、デポンポートという近場の半島にも行きました。オークランドと違い、時間がゆっくり流れていて、ヨーロッパの雰囲気を残す街でした。クルーズとデポンポートへの気分転換で、すっかり日頃のストレスは解消されました。仕事の生産性を上げるためには、リラックスタイムは必要不可欠ですね。